犬も赤ちゃんに嫉妬する

多頭買いの注意点

 

元々犬は群れを作って、生活してきた動物です。集団生活を習性とし、順位を決め、リーダーの指示の元、生きて来たのです。

 

例えば夫婦で飼っている場合には、旦那さんをボス、奥さんを副ボス、自分(犬)を部下として捉えている場合が多く、家族の中での自身が順位を決め、一つの「群れ」と考えて生活しています。

 

その中で新たに赤ちゃんが生まれたとしましょう。夫婦に取っては当たり前のことかもしれませんが、犬からみれば突然現れた新参者でしかないのです。

 

犬は群れの中に新しい生き物が来たと認識します。しかも後から来たくせに、今までは自分が独占していた飼い主の愛情を奪われてしまったら、赤ちゃんに対して嫉妬心を抱いても不思議ではありません。

 

こうした理由から、急に犬の態度に変化が現れ、飼い主の気を引くために様々な問題行動を起こす場合があります。必要以上に飼い主の気を引こうとしたり、わざとトイレを失敗したり、いつまでも鳴きやまなかったり、鬱状態になる場合もあるようです。

 

このような症状が現れたら、今まで以上に愛情を持って接し、どっちも大事な家族なのだと伝え続けましょう。例えば少しだけ優先させたり、抱っこや、声掛けを多くしてあげるだけでも随分違います。トイレの失敗も今まで出来ていたのならば、また必ず出来るので、上手に出来たら大袈裟なくらい褒めてあげるといいでしょう。

 

犬は順応する生き物なので、飼い主から自分への愛情が変わらないと感じることが出来たら、次第に元の状態に戻り、赤ちゃんとも仲良くなれるでしょう。

 

それでも犬に取って、赤ちゃんが自分を脅かす存在だと認識したままだったら、群れの中で自分の地位をつために、攻撃を仕掛けることもあるかもしれません。そのような場合は、基本的には生後間もない赤ちゃんとは、部屋を別々にしておいた方が良いでしょう。

 

これは犬が悪いのではなく、あくまでも本能であり習性です。獣医師や動物行動学の専門家に相談するのも一つの対処法です。"